大阪新築マンション研究所

BUYER’S GUIDE 05 / 価格・資産性

売出価格・成約価格・「自分の買い値」を分ける

値引き額の大きさだけで決めない、価格比較の考え方。

大阪新築マンション研究所 · 2026.09.07

3つの価格を区別する

価格意味注意点
売出価格売主が提示している価格その金額で売れた証拠ではない
成約価格実際の取引が成立した価格時期・階・向き・状態を合わせて見る
自分の購入上限家計と代替候補から決める金額値引きの限界額とは別に決める

適正価格と、交渉できる価格は別

売主が下げられる金額と、購入者にとって見合う金額は一致しません。値引きが大きくても、駅距離・面積・階数・窓の前の環境に納得できなければ、自分の候補から外す判断もあります。

比較では、近い時期・駅・築年・広さの事例から始めます。低層階と高層階、角住戸と中住戸、眺望の抜けがある住戸では条件が違うため、坪単価だけで結論を出さないようにしましょう。

坪単価は、比較の入口

坪単価(万円/坪)=価格(万円)÷専有面積(㎡)×3.305785。6,000万円・68㎡なら約291.7万円/坪です。面積の大小を補正できますが、暮らしやすさや眺望の価値まで同じになる指標ではありません。

国土交通省の不動産価格情報などで事例を確認し、対象時期と条件を記録します。事例が少ない場合は予想の幅を広げ、精密な査定ができたように扱わないことが大切です。

売るときは、残債まで確認する

将来の売却価格から売却費用とローン残債を引いた額が、売却時の手元資金の目安です。値下がりによる負担が許容範囲でも、売却時に不足する現金が必要になる場合があります。購入と賃貸の比較ツールでは、この残債を含めて計算できます。

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