管理費と修繕積立金を混ぜない
管理費は日々の管理、修繕積立金は将来の修繕に備えるお金です。合計が同じでも、どちらにいくら配分されているかで意味が違います。ラウンジや内廊下などの便利さは、利用頻度と支払う費用を合わせて評価しましょう。
国土交通省は安定的な積立ての観点から均等積立方式を望ましいとしています。段階増額方式では、購入時の安さだけでなく、予定された増額と長期修繕計画を確認することが重要です。
比較に使う3つの数字
| 数字 | 計算・確認 | 使い方 |
|---|---|---|
| 面積あたりの管理費 | 月額管理費 ÷ 専有面積 | 広さの違う住戸を比べる入口に |
| 将来の月額 | 6年目・11年目などの費用表 | 収入が変わっても払えるか考える |
| 長期累計 | 各期間の月額 × 月数 | 購入額の差と合わせて比べる |
月1万円の増額を、小さく扱わない
月1万円の差は1年で12万円、10年で120万円です。安いと感じた物件でも、住む期間が長ければ購入時の価格差を維持費が埋めることがあります。これは単純加算で、将来の物価変動は含めていません。
同じ広さでも、戸数、建物の高さ、駐車場、施設、管理内容は異なります。大阪の新築全体の平均と断定せず、比較した物件名・対象住戸・費目を揃えて判断するのが当研究所の方針です。
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